【堺市南区】「みんなの本棚」更新中!大蓮公園内のおおはす図書部では、大人も子どもも涼しく本が読めます。
区民にとっておなじみの大蓮公園にはおおはす図書部という私設の図書館があることはご存知でしょうか。
こちらは大蓮公園の象徴的な建物である旧泉北すえむら資料館の展示棟にあります。日本を代表する建築家の槇文彦氏が手がけた建物で、スキップフロアのリズムに富んだ空間が特徴です。
市民団体である「おおはす図書部」がこちらの図書館を運営しています。※本は貸出しはできません。
週末になれば館内や公園で絵本の読み聞かせイベントが開かれるなど、本を通じた人と人とのつながりが生み出される場となっています。また、こちらの図書部には個人の方に本棚内の一区画を貸し出す一箱本棚システムがあります。
「みんなの本棚」という名称で、それぞれが今まで読んでおもしろかった本、みんなにもぜひ読んでほしい本を持ち寄るという仕組みです。さまざまな方のおすすめ本が、ジャンルを問わず棚に1区画ずつ入っています。おおはす図書部を訪れた人に共有し、誰もがその場で手にとって読むことができるというコンセプトです。
プロフィールとともにおすすめ文が書かれていますので、興味をそそられます。参加したい方も随時募集中とのことで、インスタグラムでも案内されています。
すべての本は貸し出しはおこなっておりませんので、館内で読んで楽しみましょう。
階段を少し上がったフロアには子どもの本コーナーがあり、靴を脱ぎくつろげるスペースとなっています。
赤ちゃんへの読み聞かせや、小学生の子どもたちが本を読んでいました。
全体として幅広いジャンルの本たちがあり、印象としては新しめの本も多く置かれていました。大人向けの本も子ども向けの本もあります。
これからの暑くなる季節、もし公園で遊び疲れたらおおはす図書部の涼しい室内で少し本を読んでみるのもいいですね。
大蓮公園内の旧すえむら資料館 展示棟はこちら↓